目次
第1章:流体の基礎
第2章:流体静力学(圧力の定義・圧力変化・圧力測定・浮力・相対的圧力平衡など)
第3章:流体運動の基礎方程式(流れの状態・質量保存の法則・流体粒子の加速度・オイラーの連続方程式・ベルヌーイの定理・運動量保存の法則など)
第4章:完全流体の流れ(流線と流れ関数・速度ポテンシャル・二次元渦なし流れ・円柱まわりの流れなど)
第5章:粘性流体理論(レイノルズの相似則・粘性流体方程式の厳密解など)
第6章:管内における流れ(流体摩擦・損失・境界層など)
第7章:物体まわりの流れ(抵抗・抗力・カルマン渦列など)
第8章:圧縮性流れ(音波と音速・マッハ数・エントロピー流れの関係式・衝撃波の発生と形態など)
第9章:次元解析および相似則(ロードレイリー法・バッキンガムのπ定理など)
練習問題付
内容説明
流体とは液体と気体のすべての呼び名であり、形が自由に変化できる性質を持っている。
例えば、泳ぐときに水の抵抗を感じたり、走るとき風を感じたりすることからもわかるように、私達は常に流体と密接に関係して生きています。
自動車、飛行機など物体まわりの流れ、血液の流れ、大気の流れ、河川の流れ、惑星の表面流れなど幅広い分野にも関係します。
ブレークタイムとして
水洗トイレの水流などについても解説しています。
トラックのエアーデフレクター