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売りたいのに売れない!非上場企業の少数株主が困ったときに読む本

「会社が買い取りに応じてくれない」

「会社から提示された買取価格が安価である」

「発行会社以外に買い手候補がみつからない」

「相続税が高額になるため、速やかに現金化したい」

 

このような方に是非読んでいただきたい新刊がリリースされました。

今日は『売りたいのに売れない!非上場企業の少数株主が困ったときに読む本』を上梓した日本成長支援パートナーズ株式会社 代表取締役 都 竜大 氏にお話しを伺います。

 

 

『非上場企業の少数株主が困ったときに読む本』を出版されるに至った背景からお聞かせください

中小企業の「事業承継」が社会問題になっているのはご存じでしょうか?中小企業庁によると、2025年に中小企業・小規模事業者の経営者の64%に当たる約245万人が70歳(平均引退年齢)以上になります。しかも、そのうち約半数の127万人、日本企業全体の3分の1が後継者不足に悩んでいます。

これと同様に「株主承継」も問題になっています。株主の高齢化に伴い、株式の相続件数が増えていますが、相続を受けた人が、高額の相続税を現金一括で納めることは多くの場合、困難です。そこで、相続が発生する前に株式を売却(現金化)しようとして、発行会社に「買い取ってほしい」と打診するも、会社側に買い取る義務はなく、様々な理由を付けてなかなか買い取りに応じてくれません。このように「株式を売りたくても売れない人」が非常に増えているのです。

 

非上場株式の売買における最大の課題は、少数株式の流動性が低いために、売りたいときに売れないということです。私はM&Aアドバイザリーの仕事を通じて、非上場企業の少数株式の売却を断念する方や仕方なく二束三文で売ってしまう方を多く見てきました。このたび、自らのノウハウや経験を公開することで、非上場企業の少数株式を売却できずに悩んでいる方たちをサポートできるのではないかと考え、この本を執筆することにしました。

 

 

株式や会社経営の知識がなくとも読める本でしょうか?

本書は、非上場株式の売買に関する予備知識を備え、買い手や発行会社と対等に議論や交渉ができるようになることを最大の目的としています。非上場企業の特徴、少数株式の定義といった基礎知識から、少数株主であることのリスク、売却方法、さらにイメージしやすいよう具体的な売却事例までを一冊にまとめていますので、株式の知識ゼロの方でも読み進めることができます。

 

非上場株式を売却するためのポイントについて教えてください

本書では、非上場株式を売却するためのポイントを4つのステップに区分して説明しています。

 

ステップ① 株式発行会社のことを知る

非上場株式の売却のプロセスは、発行会社についての「企業情報を集める」ところから始まります。初期的には、「どんな事業をしているのか」「利益は出ているのか」「財務状況やキャッシュフローに問題はないか」など経営や業績に関する基本的な情報、主要取引先や株主構成などの情報で充分です。

 

ステップ② 株式の「買い手」を探す

非上場企業の少数株式売却に向けた次のステップは、その企業の「価値」を評価してくれる「買い手」を探すことです。一般的に、株式の買い手が期待することは、その企業の将来の価値が高くなることです。企業の将来性を買い手が評価してくれれば、たとえそれが非上場企業の少数株式であっても興味を示してくれます。非上場企業の中には、地域に根を下ろして堅実な経営をしている企業が少なくありません。「まずは話を聞いてみたい」という買い手は、私たちが思っている以上に多いものです。

 

ステップ③ 価格を決める

「いくらで売れるか」を算定する際によくある誤解が、「持分純資産=譲渡価格」と見込むケースです。バランスシート上の純資産に持分比率を掛けるだけで算出できるので、この持分純資産を「この金額で株式が売れる」と見込んでいる方は少なくありませんが、相手の提示した買取価格と大きく隔たりが生じて、金額の折り合いがつかずに交渉が進まないことがよくあります。

 

ステップ④ 売買交渉をする

最後のステップは、買い手との売買価格や条件の交渉になります。買い手との売買交渉は、株式売買に関する財務面や法律面での専門知識、相場観(落としどころ)に関する経験、ノウハウ、情報などがなければ、うまく進めることはできません。これらの点に関しては、弁護士や税理士と連携しながら非上場株式の売買を進めるアドバイザーに相談すると良いでしょう。

 

最後に読者の皆様へメッセージをお願いします

 

非上場企業の少数株式の売却に際して、私がこれまでにアドバイザーとして関わってきた案件の中には、残念ながら発行会社と株主の関係がこじれてしまって敵対関係のようになっているケースが多々あります。本来、発行会社と株主は会社の事業や経営に対して協力関係にあるべきですが、株主の高齢化など諸事情によって意図しない「株主の交替」を受け、為す術もなく関係が悪化してしまうことは双方にとって不本意なことです。

 

この度上梓した『非上場企業の少数株主が困った時に読む本』は、相続などで受け取った少数株式を売却できずに困っている株主が、発行会社との良好な関係を保ちつつ、円滑な売却を実現するためのヒントが詰まった一冊になっています。この本が非上場企業における健全な株式売買の促進、さらには非上場企業への投資環境づくりの一助になれば幸いです。

 

是非、店頭やインターネットでご購入ください!

 

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